体術の護身術

受け身

私は高校の時の体育の選択授業で柔道を選びました。

たしかもう一つは剣道。

あれはいろいろと

道具が臭いという噂があったので、笑(失礼)

柔道にしたのですが、

今思えばどちらもやっておきたかったです。

とにかくその柔道。

まず稽古するのは「受け身」です。

これを徹底的にやらされました。

なので何十年たっても身体が覚えています。

そして空手の指導でもたまに教えます。

なぜ空手で?と思う方もおられるかと思いますが、

最近の空手競技では、

条件付きで投げ技もオッケーなんです。

でもそれよりも、

私が敢えて受け身を教えたいのは、

日常生活で活かせる場合があるという事。

ちょっと思い出話を聞いてもらえますか。

実は私、過去に自転車に乗っていて

2度轢かれた経験があります、汗笑

1度目はタイミングが少しずれていたら、

間違いなく救急病院か

雲の遥か上の方に昇って行っていたと思います。

その時、私の命を救ったのは、

①車が自転車の前輪にぶつかった

②そして私はハンドルをごく軽く握っていた、

なので10mほど転がって大破した自転車と運命を共にせずに済んだ、

という事ですね。

とは言え私は結構上空に投げ出されまして、

その後落ちたのですが

③無意識に頭を護って事なきを得ました(←ここが受け身)。

被害と言えばコートの袖が破れて

手の甲を擦りむいただけ。

いつ思い出しても背中が寒くなります。

ホント奇跡です。ご先祖様です。

有難い有難い。

因みに原因は私の信号無視です。

高校生の多感な時期で考え事も多く

ボーッとしていたんですね。

2度目は狭い道の四つ角出合い頭で、

お互い一度は止まったんですが、

ありがとうございます、じゃあで

お互い仲良く一緒にスタートして私は轢かれました。

ただ車のスピードは当然出ていないので

軽く当たった程度ですが、

そこはやはり車VS自転車で私の負けです。

倒れた私は無意識に頭を護り(←ここが受け身)

自転車のタイヤはへしゃげましたが

私はへしゃげず無事でした。

それもこれも体育の選択授業のおかげだと思っています。

話が長くなりましたが出来て損なことはないです。

交通事故には遭わなくても自転車でこける事はあるし、

暴漢に押されてこけたり

投げ飛ばされたりなども

これからはあるかもしれません。

とにかく頭を護るというのは人間の本能です。

もしも興味があるなら是非安全なところで稽古してみて下さい。

とは言え、本来は柔道などやっている方に教わるのが一番です。

でも、そこまではムリ、

ハードルが高いという人のために、

取り合えずは家でも出来る簡単な練習方法を紹介します。

まず二畳くらいの平らで柔らかなスペースがある場所を確保します。

畳でも絨毯でもよいです。

フローリングだと痛いです。

どちらにしても倒れた時に

頭が当たるあたりに

マットレスを敷くなり座布団を敷くなりしてください。

そしてそのスペースの前の方で

体育座り(立てた両膝を両手で抱えた座り方です)をします。

そして膝を両手で抱えたまま後ろに倒れます。

この時、普通に倒れたら必ず後頭部を打つので、

必ず背中を丸めて自分のおへそのあたりを見続けながら、

後ろに倒れて下さい。

そうすれば後頭部を打ちません。

コロンって感じで倒れるというよりは転がる感じです。

慣れてないと斜めに転がるので気を付けて下さいね。

ただ斜め後ろも稽古になるので

スペースがあるならこれもありです。

基本2人1組で1人がやる時にもう1人が

後ろで壁などに当たらないように補助してあげましょう。

そして、もしも

「こんなん楽勝!」であるならば、

次の段階にいきます。

でも決して無理はしないようにお願いします。

次の段階は相撲の蹲踞(そんきょ)の姿勢から始めます。

これで同じように後ろに転がります。

もちろん背中を丸めておへそを見ながらです。

これはさっきよりも怖いです。

怖いからといって勢いで倒れてはダメです。

あくまで身体を丸めてお尻から背中、

背中から首、という風に

滑らかに転がるようにして下さい。

そして絶対に視線はおへそ。

くれぐれも家具などで頭を打たないように、

広い部屋で、尚且つ補助の方付きでお願いします。

この他にも蹲踞からの斜め後ろとか、

立った姿勢からとか、

前に倒れるとか、

飛び込んでとかいろいろありますが、

これ以上は危険なのでここでは紹介しません。

あと柔道では受け身をとる時に、

両手もしくは片手で畳を強く打つ動作を行ないます。

これは競技の中で技を掛けられた時に、

身体が受けるダメージを

軽減するために行うものなので、

皆さんは稽古する必要はないです。

逆にアスファルトなど

硬い地面で行った場合は、

手を負傷する可能性があるので逆効果になります。

とにかく頭が地面に着かないように転がる。おへそを見る。これに尽きます。

もちろん後頭部を

組んだ両手で護るというのもお勧めです。

現在はヘルメット装着が当たり前。

うちの孫は、

ヘルメット姿も

とってもかわいい😍

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