それでは、いよいよ実際に身体を使って護身の練習を行っていきます。
でも大丈夫👌
覚えることは7つの身体の箇所だけ。
立った状態でいうと上から、
「頭、歯、肘、爪、膝、かかと、つま先」
いずれも身体の中では硬い箇所ばかり。
覚えました?
ではもう一回。
頭、歯、肘、爪、膝、かかと、つま先。
この七か所があなたを護るあなたのからだ達です。
そしてその使い方は日常生活の動きそのままです。
だから武術素人でもぜーんぜん大丈夫。
それでは順に説明していきましょう!
頭
まず頭ですが、
前に礼をすれば前から抱きついて来ようとする相手への頭突きになります。

相手との距離にもよりますが、
ほぼ抱き抱えられているくらいでかなり近ければ、
「うんっ」て
相槌を打つ感じで鼻を狙いましょう。
鼻はとにかく痛いです。
まともに入れば涙が止まらず視界が塞がります。
打つ前に相手の目を見つめてから打てば勢いが増します。
相手は目を見られて勘違いして一瞬隙が出来ます。
この後一気に「うんっ」です。
やばそうな相手なら、
「うんっ、うんっ、うんっ、うんっ!」でもいいです。
あと空を仰ぐようにすれば
後ろから抱きついてきた後方の相手への頭突きになります。
これも抱き抱えられているくらいの間合いです。
でもただ空を仰ぐくらいだと遅くて避けられるかもしれません。
ただでさえ見えていない相手ですから。
という事で、隣の友達が突然
「あっ!UFOや!」
って叫んだ時に
「えっ!どこ?」
って上を見るくらいのスピード感が欲しいです。
そんなに力を入れなくても取り敢えずは鼻に当たればよいので。
もしも鼻に当たらなくても顔のどこかに当たればそれなりの攻撃になります。
心配なら首の角度を左右に変えながらすばやく、
「どこ?、どこ?、どこ?、どこ?」と、
数回行なえばどれかはきっとヒットします。
ただ注意点は頭突きを行う時、口を開けて素早く息を「はっ!」
と吐き出しながら行う事。
もしも後頭部に強い衝撃が入ると、
脳震盪を起こす可能性があるのでこれは脳震盪予防です。
空手のクルルンファという形(かた)の中に、
実際にこの動きが出てきます。
昔の人はなんでも知っていたんですね。
ところで大事な事ですが身長差によってはこの技は使えません。
下手に頷くと相手の胸に顔をうずめる感じになり、
変な空気になります。
下手に「どこっ?」って上をみると相手が見下ろしていて、
珠代ねーさんのようになるかもしれません。
相手がかなりのっぽだと思ったら、
無理せず他の技をお使い下さい。
余談ですけど私には孫がいます。
この孫がもう十分に首が座っていた頃、
たまに向こう向きに抱っこしていると、
なんの予兆もなく思いっきり反り返る事がありました。
赤ちゃんとは言え相当な力とスピードです。
彼の石頭が私の口に何度か当たりそうになったので、
最近は少しずらして抱っこする事にしました。
孫には当然思惑がないのでなかなか攻撃を事前に読むのは難しいです、笑。
私も可愛いいので完全に油断しています。
武術でもよく言われるのですが攻撃は自然な動きがいい。
思惑(気配)や大袈裟は良くない。そういう意味で孫は最高の稽古相手です。
歯
これはシンプルに「噛みつく」という技です。
もちろん殆どの格闘技ではこの技は反則です。
でも護身術ではとても有効な技です。
そう、あのブルース・リーもそう語っていました。
それでどんな時に使うかというと、
相手が片手であなたの両腕を拘束して、
もう片方の手の平でこちらの口をふさいできた時です。
「いいか、声を出すんじゃないぞ」
ここでは相手を油断させるために
口を閉じたまま頷いておきます。
そして鼻で大きく深呼吸してまず落ち着きましょう。
次に、大きくすばやく口を開きます。
すると相手がよほどの力でふさいでこない限り、
相手の手の平があなたのアゴに乗ったまま少し下にずれます。
大事なコツなのでもう一回言います。
これ以上はムリっていうくらい口を開きます。
あごが外れるほどアクビをした時くらい。
それもジワジワとではなく一瞬です。
0.01秒です。
そうすると相手の人差し指が開いた口の前に来ます。
(ぜひ自分の手でお試しください)
この人差し指をガブリと噛むんです。
躊躇しないで。
硬めのドイツウィンナーをがっつり噛み切るつもりで。
相手の痛みは相当なものです。
そして大事な事は、
相手との約束である声は出していないという点です。
約束は守っています。
噛むなよ、とは言われていません。
だから遠慮なく噛まして頂きましょう。
そしてどれくらいの力で噛んだかで、
この後のあなたの逃げる時間が決まります。
躊躇は捨てて下さい。

災害時で水が出ない時用に
うちでは液体歯磨きを多めに買い置きしてます。
中高年は歯が命。