体術の護身術

次にこれも覚える(膝、つま先、カカト編)

この項は「次にこれを覚える(肘、爪編)の続編です。

是非「次にこれを覚える(肘、爪編)から読み進めて下さい。


膝 】 

膝(ひざ)をどう使うのか?

蹴ります。

で何を蹴るのか?

そう、男性の急所です。

大事な場所です。

武術的には金的っていいます。

前方から不用意に近づいてきた男性が

例えばあなたの両肩を掴んできたら、

あなたは優しく自然に

相手の両腕、前腕(肘から手首まで)の肘寄りあたりに

両手を外側から掛けてみましょう。

相手は完全に油断します。

そしてこの技も間合いが大事です。

膝蹴りが金的に届く距離というのは

思うより結構近い間合いになります。

蹴る時には相手の肘の上あたりにあなたの両手をずらして、

下に力を加え、つまり相手の前腕に引っ掛けるようにして

相手を引き寄せながら一気に蹴る

クヤシイケレドモ

相手の足が長くて届きにくいと思うなら

蹴る時に軸足

(右足で蹴る場合は左足が軸足)

カカトを浮かすようにする。

つまり飛び膝蹴りみたいな感じです。

これは相当破壊力が増します!

オーノー!

金的は目と違って通常衣服に隠れているので、

罪の意識なしに思いっきり蹴っちゃって下さい。

蹴られた男性にとっては、

機能が多少落ちてもこれで命を落とすことはありません。

でもひとつ注意点があります。

通常、男性の金的はだいたい中心にありますので、

やや内側を狙わないといけないという事になります。

もしくは軸足をやや外側に移して、

蹴り足が相手の中心に位置するようにして蹴って下さい。

「なんか難しそう?」

いえいえ、大丈夫です。

もしも金的を外しても恐らくは

太ももに当たると思います。

太ももに膝蹴りが入るとこれはこれで痛いです。

「うっ!」ってなります。

オーノー!

どちらにしても躊躇せず思いっきり蹴りましょう!

仮に位置的には間違いなく、

金的に当たっているはずなのに

相手にダメージがなさそうなら

多様性の時代という事で、

もう一度太ももで仕留めるか、

次に書くつま先蹴りで仕留めて下さい。

中学生の頃、短距離走の練習という事で

体育の時間に、その場で両手を素早く振りながら

同じく素早く両足の太ももを

地面と平行になるまで高く上げる練習をさせられました。

しんどかったけど、

そう、あれは膝蹴りの連続蹴りの練習でもあったのかもしれません。

高齢者と同じで護身においても膝が大切です。

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私は膝が痛い時にはサプリではなくアリナミンEXプラスを飲みます。

サプリはなかなか効く実感がありませんでしたが、

アリナミンは1週間くらいすると痛みがかなりマシになります。

やはり薬は効きますね。

(あくまで個人の感想です)



【 つま先 】 

つま先と言っても

この場合のつま先は素足ではなく靴のつま先部を指します。

あしからずです。

そして狙う場所は相手の脛(すね)。

これは小学生の時にやった缶蹴りの要領です。

間違って相手の膝頭に当たっても大丈夫。

タイミングが合えばそれだけで相手は倒れます。

但し脛を蹴るなら少し注意点があります。

こちらが右足で蹴る場合は相手の右足脛を狙います。

つまり対角線上ナナメに蹴る感じです。

人の足の構造上、

脛の骨の外側には筋肉が付いていて、

まっすぐ蹴るとここに当たる可能性が若干あります。

そうなると効果が半減します。

また少しずれると的を外して

空振りする可能性も高くなります。

なので蹴り足の前にある相手の脛とは

逆側の脛を蹴る様にして下さい。

そう、ここがご存じ弁慶の泣き所です。

あと靴を履いていない時はやらないで下さい。

こちらの足の指がやられちゃいます。

あくまでつま先の硬い靴を履いている時だけです。

因みに格闘技などの競技をしている人は、

足の上足底(背伸びした時に地面に着いている指の付け根のあたり)や、

足刀(足の小指側の辺)足底(足の裏)という部分を使って、

相手の出端(でばな)を挫きます。

相手が前に出ようとしたその刹那、

上足底などで脛のあたりを軽く蹴る。

これで相手はバランスをくずしてたたらを踏みます。

この技はストッピングとも言います。

「ドラゴンへの道」でブルース・リーが魅せています。

でもこれはタイミングがすごく難しいので

練習無しで成功するのは奇跡。

祈りながらやって下さい。

いや、やらないほうがよいでしょう、笑

 

【 カカト 】 

女性が満員電車で、

後ろからちょっかいを出してくる男性の足の甲のあたりを

ハイヒールのカカトで踏みつけるというのが有名です。

空手の「七段蹴り」という形の五本目に

後方への踏みつけという蹴り技が出てきます。

別にハイヒールでなくても、

足の甲をカカトで踏まれたら素足でも結構痛いですよね。

そういえば昔学生の頃、

満員電車で誰かに思いっきり足の甲を踏まれた事があります。

もちろん私は何もしていません。

無実です。

当時の地下鉄御堂筋線。

そのあまりの混み具合で、

体重の軽い人は宙に浮くと言われていた路線です。

混みすぎていて誰に踏まれたのかもわからない。

でも未だに覚えているくらいですから、

相当痛かったんでしょうね私。

でも本当に何もしていません。私。

あとカカトの踏みつけで言うとかなりえげつない技があります。

例えば後ろから抱き付かれた時に、

あなたは自分の片足を後ろの相手の両足の間に差し込んで、

完全脱力して相手の腕を潜り抜けてしゃがみます。

次に両手で後ろにある相手の両足首当りをつかみます。

つかむというよりは手をカマのようにして、

外側から引っ掻ける感じです。

で、その手は動かさず、

背中で相手の足を後ろにダンッ

押すようにしてからいっきに立ち上がります。

振り返ると相手はそこに倒れている

はずです。

相手が巨体でもかなりのおデブさんでも、

コツをつかめば倒れます。

(その方が倒れやすかったりします)

そしてあなたが振り返った時、

倒れた相手の股間がなんとなく、

カカトで蹴るにちょうどいい位置にあったりします。

あなたは躊躇せず目指す箇所を

後ろ向きのままカカトで踏みつけましょう!

オモイッキリ!



「ギャァーッ」とか「オォォーッ」とかの声が聴こえます。

あなたはすばやく前を向く。

あれ?

知らぬ間にスタンディングスタートの姿勢になっている。

「ヨーイ、ドン!」

手応えならぬ足応えを感じながら、

あなたは振り返らずそのまま全速力でダッシュです。

さようなら👋

後ろの人。



「そしてこれも覚える(髪の毛、耳編)」につづく

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