護身術の心構え

百万の敵

まずはこれだけは言っておきましょう!

世の中には私より強い人は星の数より多くいるし、

私より護身術に長けた先生は電柱の数より多く存在すると思います。

ではなぜ私のようなものが敢えて護身術を紹介するのかというと、

全くの素人向けの内容のものが少ない気がしたからです。

これは私のレベルが低いからならではの発想だと自負しています、笑。



という事で話を戻します。

おかしな言い方ですが、

冷静に考えて襲う側は襲うという事において既に心身ともに揃っています。

それに比べて襲われる側は当たり前ですが突然の事に対して心身ともに揃っていません。

つまり準備ができていない。

ここのベクトルが違うのです。

この差が大きいほど襲われる側はパニックになり、仮に多少の知識があっても対応が遅れて被害が大きくなります。

だから24時間とは言いませんが、

皆さんはいつ何に襲われても大丈夫というメンタルを持ってほしいと思います。


高速道路で逆走している車がいても、

地震が起こって上から看板が落ちてきても、

電車で前の男が急にナイフを取り出したとしても、

とりあえずは想定内、という感じで対応できれば、

結果は大きく変わってくると思います。

昔のことわざにこんなものがあります。

「男子は敷居を跨げば七人の敵あり」

江戸時代のことわざです。

男子たるもの家の外に一歩出れば様々な敵がいるという意味です。

因みに松濤館流という空手の流派の開祖であり、

沖縄から初めて本土に空手を伝えたと言われている船越義珍という方が、

自ら記した「空手二十ケ条」にも似たような表現があります。

「男子門を出づれば百万の敵あり」

この百万というのは人だけでなく、色々な犯罪や災害を含めてという事なのでしょう。

(もちろん家の中が絶対安全だともいえません)

現在の平和な日本ではなかなかこういう発想にはなりませんが、

私は今だからこそ老若男女関係なく心に刻むべき言葉なのではないかと思います。

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