これまで披露した身体の中の硬い場所7つを使った護身術は、
あくまで皆さんが
人生のどこかで経験したような動きを元に、
構成してきました。
次に紹介する二つの護身術は,
普通の人が普通に暮らしている中では
あまり行わないような動きが必要です。
でも大丈夫。
どちらも手を使うので難易度は低く、
覚悟を持って躊躇せずにやれば誰でもできます。
ただもしも相手がいるなら、
少し練習した方が良いかもしれません。
それでは一つ目から紹介します。
- 毛髪回転引き落とし
(方法)
前頭部から頭頂部あたりの相手の髪の毛を
片手でがっしり掴んで、
一度前に引っ張ってから
時計周りに回転させて、
相手とあなたの間くらいに引き落として崩します。
その時あなたも一緒にしゃがんでください。
できれば引き落としたついでに、
相手の顔面を地面に叩きつけてやりましょう。
コツは躊躇せず無遠慮に、
特に後ろへは大きく回します。
相手がどんなリアクションをしようとも
最後まで力を緩めないで下さい。
(解説)
技の名前にセンスがないのは自覚があります。
男性は本能的に髪の毛をつかまれると、
相手に従ってしまう性質を持っているのかもしれません。
例えばプロレスでは倒れた相手の髪の毛をつかんで、
引っ張り上げるというシーンをよく見ますが、
このあとロープやコーナーに投げられるとわかっているのに、
従順に従って起き上がります。
まあ髪をつかまれたら起きるっていう
プロレスラーの条件反射なのかもしれませんが、
とにかく髪の毛を無遠慮に引っ張られると
普通に痛いです。
だから従ってしまうのが本当かもしれません。
ただこの技は残念ながら、
磯野浪平さん似の人には掛けることができません。
また自分より背が高い人にも掛けることはできませんが、
抱っこされている状態なら試してみる価値はあるでしょう。
でもその前に両目にやさしく指を入れてからにしましょう。

微妙な人にはやめておきましょう。
- 耳剥ぎ崩し
(方法)
簡単に言うと
耳を掴んで下に引き落とす技です。
自分の右手の親指以外の4指を揃えて、
各指関節を軽く曲げて
相手の左耳の上部に引っ掛けるようにして握ります。
注意点は、
親指の母指球を
強く相手の耳に押し当てて、
滑らないようにする事です。
そしてそのまま思いっきり、
下方向に引き落とします。
同時にあなたもしゃがみます。
相手は抵抗できずその場に崩れ落ちます。
そのあとは膝で相手の鼻を蹴るなり、
焼くなり煮るなりお好きなように。
(解説)
よく「耳」にはあまり神経が通ってないと言われます。
ピアスをつけるために結構多くの人が穴を開けていたりします。
でも磯野カツオは悪いことをすると、
姉のサザエに耳を引っ張られて連れて行かれます。
「おねえちゃん、痛いようー、ごめんなさい」
やっぱり耳は痛いのです。
試しに自分の右手で自分の右耳を
上記の要領でつかんで下に引っ張ってみて下さい。
どうです?
痛いでしょ?
ある程度爪が伸びていたらもっと痛いです。
忘れてました。
耳のつぶれた柔道家やレスラーには
この技は難しいです。

やはりセンスのない技の名前。まあなんでもいいです。伝われば。
関係ないですが、
子供の耳は清潔にしあげましょう。
親の言う事を聞かなくなったら、
耳の通りが悪くなったのかもしれません。