普段、お仕事で移動している方なら、
必ず利用する階段。

通勤通学お買い物。
そんな時に階段を安全に利用するための知識です。
まず一番大切なことは手摺を使う事。
もちろん2020年から我々は人の触ったものを触るという事に、
抵抗を感じる生き物になってしまいました。
だからなのかどうかはわかりませんが、
見ていると手摺を利用しているのは、
子供やお年寄りの方が多いように感じます。
どうしても手摺を触るのはと言う人。
では百歩譲りましょう。
まずは手摺寄りの階段ルートを利用する。
そしていつでも手摺を握れるように、
手摺側の手を上に挙げた状態でキープして昇降します。
可能なら手摺の真上あたり。
そうすれば何かしらのトラブルで身体が不安定になっても、
すぐに手摺を掴んで身体を支える事が出来ます。
それでは次に、、、
私には考えられない事なのですが、
たま~に階段の一番上で立ち止まっている人がいます。
「押すなよ、押すなよ」
いやいや、そうじゃないと思いますが、、、
もちろん人通りが少ない場所なのですがこれだけは絶対に止めてほしいです。
スマホを見ながらそこで止まっている。
行先の確認でしょうか?
いやいや、
立ち止まるなら一番下に降りてからにするか、
階段から離れたところにするか。
とにかく階段の一番上は止めて下さい。
見ているこちらがドキドキします。
かなり前にこんなYouTubeを観ました。
海外の動画でした。
画面中央、ひとりの女性の後ろ姿。
階段の一番上で立ち止まっています。
そこへ画面右横から勢いよく走ってきた男性がいきなり女性の背中を蹴り飛ばしたのです。
これはかなりショッキングな動画でした。
AIが普及する前の時代の動画ですから、
フェイク(偽物、作り物)ではないと思います。
テロップには「国内の治安を乱す移民による犯行」。
本当に犯人が移民なのかどうかは私にはもちろんわかりませんし、
そんな事よりもって感じです。
大事な事は階段の一番上で立ち止まっているという事なのです。
仮に震度7強の直下型地震が発生したら、
後ろから押されなくとも、
女性は階段を転げ落ちるかもしれません。
つまりそこが安全だという確証はどこにもないわけです。
ちなみに蹴り飛ばされた女性は、
ほとんど「落下」に近い状態で階段を勢いよく転げ落ち、
一番下でうつ伏せのまま動きが止まりました。
おそらく無事ではないでしょう。
蹴った犯人は蹴ったあと女性を確認することもなく、
画面左に向けて逃走。
いったい何のために女性を蹴ったのかわかりませんが、
もちろん悪いのは100%蹴った犯人です。
でも女性が階段の一番上に立ち止まらなければ、
自分の身を護ることが出来ました。
つまりこれが「護身」なんです。
立ち止まった理由はあったんだと思います。
でも、立ち止まるのは別のところでもよかったはずです。
日本という国は安全だとよく言われますが、
列に並んでいるだけで後ろから刃物で刺される国でもあります。
「誰でもよかった」みたいなおかしな奴が、
あなたの近くにいないとなぜ思えるのか、
私にはそれが理解できません。
楽観性バイアス
「十分な根拠がないにも関わらず、『自分だけは大丈夫』とポジティブに捉えてしまう認知バイアスの事」
護身能力の低い人のほとんどがこの楽観性バイアス思考です。
そして私は超悲観性バイアスの持ち主、笑
例えば、私は高所恐怖症なのですが、
ではなぜ高いところが怖いのかと聞かれたら、
「そこから落ちないように施されている安全対策に自分が関係していないから」
という事になります。
つまり他人を信用していないんです。
例えばジェットコースターであれば、
それらの遊戯を設計、製作、メンテナンスのすべてに私は関わっていない。
もっと言えば材料の設計、製造も。
(もちろんその能力は露ほどもありませんが、、、)
もしもこの中に少しでもミスを犯した担当者がいたら、
何かの条件でコースターはレールから外れてしまうかもしれない。(⊙_⊙;)
レールの頂上付近で止まってしまうかもしれない。(⊙_⊙;)
逆さまになった時に乗客が落下してしまうかもしれない。o((⊙﹏⊙))o.
考えればきりがありません。
「そんなこと、何千万分の一くらいの確率でしか起こらんやろ」って言われます。
でも私にしてみれば「何千万発に一発しか実弾が入っていない拳銃でロシアンルーレットできますか?」
って考えるんですね。⊙﹏⊙∥
尚且つ、こちらがお金を払うなんて。╮(╯▽╰)╭
もらうならまだしも。
ムリ。(*  ̄︿ ̄)
あと、バンジージャンプ。

絶対ムリ。(** ̄︿ ̄*)
これが好きな人は自己防衛本能の完全欠如?
それとも前世が鳥?ミサイル?風?滝?
まぁいいです。
でももう一つ言わして下さい。
大型船には緊急時の避難用に救命胴衣や小型の救命ボートがありますよね。
ではなぜ飛行機の救命具が救命胴衣だけで救命パラシュートがないのか?
海ならギリセーフ、でも陸地の場合はお手上げですっていう考え方が理解できないので、
飛行機には必要最小限しか乗りません私。
いつも下から見上げているあの飛行機に私は今乗っている。
そう、私はあの高い高い空を飛んでいるその飛行機の中にいるんだ!
って、そう考えたらもうお尻の穴がキューッとなって
身体の落ち着きがなくなるので、
なるだけ本を読んだり音楽を聴いたり、
遠距離なら映画を観たりしています。
離陸時と着陸時が危ないと言うので、
その時間帯はご先祖様に祈っています (ಥ人ಥ) ojiichan obaachan
すみません。
階段がどっかいっちゃいました、笑
次にいきます。
最近はあまり聞かなくなりましたが、
数年前に「階段逆走男」というのがいました。
私は実際にお遭いした事はないのですが、
同じ職場の女性が遭遇したそうです。
だいたいの階段には上り下りの表示があり、
善良な国民はそれに従い上り下りします。
そこに現れた逆走男。
高速道路とちがい階段に現れるそれは、
ガタイのよい男性が多いようです。
通勤退勤時の混雑した階段の下り側を
敢えて上っていく。
逆もしかり。
まぁ川昇りをする鮭というと鮭に失礼ですが、
ストレス発散なのか、単なる嫌がらせなのか、
まぁ人の身体に触れて押しのけて行くのですから、
集団に対する暴行、痴漢行為ですね。
本当に迷惑男です。
対策は先ほども言いましたが、
やはり手摺です。
自分の近くに来そうなら、
手摺側つまり壁側に身体を向けて犯人をやり過ごしましょう。
手摺近くでなくともとにかく体を横にしてやり過ごすようにして下さい。
武術では「体捌き」と言います。
できれば当たりそうな直前が理想です。
下っている群衆に迷惑男が上りながらぶち当たってくる場合は、
まだ倒れても被害は少ないかもしれません。
でも上っている群衆に下りながらぶち当たってくる場合は、
一人が倒れると後ろが将棋倒しで大事故につながる可能性が高いです。
運悪くそのような男が現れてあなたの方に向かってきて、
頼みの手摺から離れている場合は、
最悪、しゃがみ込みましょう。
下りなら階段に腰掛けるようにして、
昇りなら一段上の階段面に手をついてしゃがみましょう。
(手を踏まれないように注意)
体捌きでもよいですが、
「どかんかい」と言わんばかりに手などで身体を押される可能性があります。
体捌きをするならいわゆる「肩透かし」となるように
ぎりぎりで避けるようにして下さい。
ちょっとタイミングが難しいかな、、、
そうそう、しゃがむ時は周りの状況を観て下さい。
あなたがしゃがんで後ろの人が倒れたのでは本末転倒ですので。
でもまあ一番良いのは、
電車が到着して階段に殺到する群衆をやり過ごしてから
空いている階段を使用する事です。
これならトラブルに遭う可能性が格段と少なくなります。
あとこれは言わずもがな、
と言うやつなんですが、
スマホを見ながら階段を下りるのは絶対にやめましょう。
昔の話になりますが空手の仲間数人と、
とある駅の改札を出た当たりで待ち合わせをしていました。
私を含めて何人か早く着いたメンバーは、
何気なく電車が到着するたびに、
ホームから降りてくる乗客のあたりを見ていました。
電車が着いたみたいで何人かの乗客が階段を下りてきましたが
その中にはメンバーがいなかったので、
他のメンバーは視線を戻して会話を始めました。
でも私はまだ階段のあたりを見ていました。
そうすると遅れて降りてきた女性が一人
階段の上の方に見えました。
目を凝らしてみたところメンバーではなかったのですが、
気になって私は彼女をずっと目で追っていました。
なぜなら彼女はスマホを見ながら階段を下り始めたからです。
「危ないなぁ」と思った刹那、彼女の姿が消えました。
彼女は完全に階段を踏み外したみたいでウォータースライダーの如く
階段の下まで滑り落ちていきました。
どうやら片足が曲がったまま滑り落ちたみたいで、
不自然な姿のまま階段下の彼女は仰向けになったまま動きませんでした。
もちろんすぐに駅員さんたちが集まって介抱していましたが、
彼女は一度も身体を起こすことなく、
救急車がきて担架で運ばれて行きました。
予想。
後頭部強打による脳震盪、意識不明、
加えて脚部膝足首の打撲、骨折、靱帯損傷。
脚部から臀部、背中にかけての擦過傷。
おそらく階段面に当たった身体の痣はしばらくは消えないでしょう。
可哀そう過ぎて自業自得とは言いにくいですが、
ところ構わずスマホばかり見ていると一寸先は闇です。
そして気が付けば奈落の底というお話しでした。

最後に階段の楽な上がり方を紹介します。
それは階段を足の筋肉で上がるのではなく、
体重を利用して昇るというものです。
つまり歩く様に上る。
まずは一段目に片足を乗せます。
次に身体を倒れない程度に前傾させます。
前傾は骨盤で行って下さい。
決して背骨を丸く曲げないように。
そうすると体重が一段目に乗せた足に移動していきます。
完全に移動する直前で後ろの足を浮かせて二段目に乗せます。
「置く」と言った方がいいかもしれません。
この時点で前傾を少し緩めて体重が両足均等になるようにします。
はい、これの繰り返しです。
慣れてきたら身体は前傾姿勢のまま
若干の体重移動と足腰の操作だけで
階段を上ります。
コツは前の足に体重が乗った時に、
多少筋肉は使用しますが、
骨の形で身体を支えているイメージを持つこと。
前傾と後ろ脚を持ち上げるタイミングに慣れてくると、
割と軽く上ることが出来るようになります。
まぁ誰でも無意識のうちに前傾姿勢にはなっているんですが。
意識してやることによってタイミングを覚えて、
上がるごとに楽に上れるようになると思います。
逆に前傾せずに上ることはほぼ不可能です。
一度意識してやってみて下さい。
因みに一段飛ばしする時は、
誰でも極端な前傾になります。
この方がわかりやすいかもしれません。
あと大事な事ですが、
顔は階段の昇り先に向けるように。
この方が背骨が揃ってスピードが出せますし、
前方確認は安全の基本です。
以上、皆様の健康の基本は足腰です。
骨の意識を大切にして、
いつまでも行動できる楽しい人生にして下さいね。
それではまた✋