わが子が初めて寝返りをうった時、
恐らくご両親は顔を見合わせ手を叩いて喜ばれた事でしょう。
そしてうつ伏せ状態から自分の両腕で身体を押し上げ、
ライオンの遠吠えの様に反り返った時には、
スマホで写真を何枚も取って
「すごいすごい!ライオンキングよ!この子はきっと大物になるわ!」
と思ったんじゃないでしょうか。

そして気が付くとほふく前進をするようになります。
いわゆる「ずりばい」です。
こうなるとベッドからおろしてフローリングの上を移動させたりする。
あれっ!と思ってお母さんが2度見すると
いつの間にやら手のひらと膝を使って前進しているわが子。
そうです。
「ずりばい」からは比較的早く「はいはい」に移行します。
部屋の端っこから手を広げて子供の名前を連呼するお母さんのところまで、
嬉しそうにはいはいを行う赤ちゃんのなんと愛くるしい事!
けれどこうなると子供の行動範囲が一気に広がります。
赤ちゃんにとって危険な場所にも自分で移動出来てしまう。
ただこの段階であればお金とスペースに若干余裕があれば、
ベビーサークルなるものである程度は行動範囲を制限できます。
器用なお父さんなら日曜大工で作りましょう(←無責任なジジコメント)
しかし赤ちゃんの成長は止まりません。
ある時ベビーサークルの柵を片手に
立ち上がっている我が子に遭遇。
驚嘆の声を上げてお母さんはお父さんを呼ぶ。
すると今度はベビーサークルの柵を持ちながら
伝い歩きを始める。
驚嘆の声を上げて今度はお父さんがお母さんを呼ぶ。
あまりの早い成長をみて両親には妄想がわく。
「この子はきっとスポーツ選手になる」
しかしこのあたりで子供はサークルから出たがります。
柵をぐいぐいしたりして抵抗を始めます。
このあたりがベビーサークルからの卒業のタイミングでしょうか。
ここからほどなくわが子は歩き出します。
目の前で立ち上がった我が子が
よたよたしながら一歩二歩と歩き
お母さんの胸にダイブしてくる。
クララが歩いた時より
比べものにならないくらい感動します。
喜びに包まれ、幸せを感じます。
特にこれを見たおじいさんおばあさんは目を潤ませて喜ぶでしょう。
両手を叩いて凄い!じょうず!〇〇ちゃんを連呼するでしょう。
さあ、ここまで赤ちゃんの成長について必要ないくらい事細かく説明したのは、
私の孫を思い出しイメージして書いたからです、笑
恐れ入ります、汗
では本題に入ります。
実はこの項で言いたいのは、
赤ちゃんの行動範囲は
本当に短期間のうちに広がっていくという事。
最初は点であった範囲が線になる。
そして二次元から三次元に広がっていきます。
はいはいの時は、
床とその周辺だけの危険を取り除いてあげればよかった。
けれど立ちあがり歩き出したその時からは、
赤ちゃんの手の届く範囲、
つまりその立方体から危険な要素を取り除いてあげる必要が出てきます。
昨日までこの引き出しにはぜんぜん届かなかったのに、
今日見ると精一杯のつま先立ちで引出しを開けようとしている。
この姿がとにかく可愛い。
あっ、すみません。
これはうちの孫の話でした、、、笑
とにかく赤ちゃんがおられるご家庭は、
決して油断してはダメです。
昨日までできなかった事が
今日はできるかもしれない。
それに、赤ちゃんはとんでもなく
何事にも興味津々。
そこに机があれば登るし、
そこにボールペンがあればくわえます。
だからタバコでも置いておいたらえらい事になります。
お箸をくわえて歩くのは、
赤ちゃんのお気に入りの行動なのかもしれません。
でも万が一そのまま倒れたら、、、
あぁ怖い。
シンクの横の引き出しに、
ハサミや包丁を入れているお母さんは、
今すぐ置き場所を変えた方が良いかもしれません。
薬類なども移動をお勧めします。
引き出しは子供にとって最高のビックリ箱なんです。
あと少し上にある引き出しは、
最後まで引き出せないようにストッパーがほしいところです。
逆に開けたものを勢いよく閉める場合もあります。
そんな時は指を挟まないようにする工夫が必要になります。
指の太さくらいのもので完全に閉まらないように工作しましょう。
という事であまりガチガチに防御するよりは、
遊べる部分も残しておいてあげた方が良いのかなと、
個人的には思います。
その方が赤ちゃんにとって刺激があり、
脳細胞もきっと活発に働きそうです。
なにもかもダメダメにすると行動力の無い子に育ってしまいそう。
とにかく口に入る物、危険なものを全て高いところに移して、
安全で興味を持ちそうなものを下に下げて、
家具の角にはクッション材を貼り付ける。
上りそうな机やベッドの下には、
落ちても大丈夫なようにクッション性のたかいマットなどを敷いておくと安心です。
あとつかんだら倒れそうな不安定なものは、
遠ざけましょう。
私の母親の話によると私は小さい頃、
どこからか持ち出したフォークを
必死になってコンセントの差し込み口に挿そうとしていたそうです。
この時は幸い母親が気付いて止めたので、
大事には至らなかったらしいのですが、
子供とは常に親の想像の上をいく生き物だとの認識は必要ですね。
保護者の方々には是非、頭を柔軟にして頂き
事前に危険の回避をお願いしたいと思います。
それと次は、、、
子供さんがもう少し成長した場合の話ですが、
自宅に2階以上があるご家庭や、
団地やマンションなどの
2階以上に住まわれているご家族の親御さんは
窓の柵のチェックを忘れないようにしてください。
外出から帰らぬ親を見ようと、
窓から身体をのりだして落下してしまうという
痛ましい事故は未だに無くなりません。
そしてこれは昨年のニュースになりますが、
3歳の女児が自宅6階のベランダの柵を越えて落下し、
病院に搬送されるも死亡したという事故がありました。
本当に悲しい事故です。
家には両親と姉がいたそうですが、
別の部屋にいて気付きませんでした。
ベランダに出る窓には鍵を閉めていたらしいのですが、
どうやらこれは女児が開けたみたいです。
建築基準法での柵の高さは110cm以上。
この家のベランダの柵は120㎝だったそうです。
女児の身長はわかりませんが、
とにかく安全に100%はないという事です。
例え0.1%でもリスクを感じるなら対策をとってほしいです。
「いや、まさか」「そこまでしなくても」
くらいで私はちょうど良いと思います。
例えば柵をもっと高くしても、
子供は椅子や台を持ってくるなりします。
なればベランダに出れない工夫が必要です。
悪い未来の想像力を精一杯働かせて下さい。
子供は自らの思考で動きます。
大人の都合や予測など関係ありません。
もちろん自分の行動が安全か危険かもわからない。
とにかく子供の事故がひとつでも減るよう、
私は心から願っています。
ここから買う必要はないので、
他にも色々調べてみて下さい。
対策をすることにより、
少し不便になるかもしれませんが、
子の命には代えられません。
それにその分子供は、
私達にいっぱいの幸せをもたらしてくれます。
みなで子供の命を守りましょう!